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サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で、日本代表の初陣となった２３日のドイツ戦。大金星の勝利に東京都内のパブリックビューイング（ＰＶ）会場では歓喜の声が上がった。渋谷では警視庁が先月末のハロウィン当日に続き、機動隊などを出動させ警戒。１５０人超が死亡した韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)での雑踏事故も踏まえ、事故が起きないよう目を光らせた。

ＰＶが行われた東京ドームシティ（文京区）内のシアターＧロッソでは約７５０人が、スクリーンに映る選手を見守った。午後１０時ごろ、試合が始まると、会場からは手拍子が湧き上がった。試合後半の連続得点時には、会場総立ちで大きな歓声が響いた。

川崎市から駆け付けた会社員の砂子和征さん（５４）は「やってくれた！　何が起きるか分からないというサッカーの醍醐味(だいごみ)を体現してくれた」と、喜びを爆発させた。